水虫の再発率は50%なので注意

水虫と聞くだけで不潔感がします。水虫は一度なってしまうと再発する可能性が50%とも言われているので感染しないように注意しましょう。水虫がきちんと完治したかどうかは必ず医師に判断してもらい、自己判断しないようにしてください。

水虫の再発を防ぐための注意点

水虫はとても辛い症状が出る、皮膚感染症の1つです。
白癬菌というカビの1種が、皮膚の角質層という部分に感染する事で発症します。
水虫といえば痒いというイメージが強いですが、実は痒みだけでなく様々な症状が起こります。
皮膚がただれたように剥けたり、小さく赤い水疱が出来るなどです。
症状が悪化すると2次感染を引き起こし、靴を履けなくなるまで痛みが出てしまう事さえあります。
水虫かなと思っても恥ずかしさから、なかなか受診しない方も多いようですが、白癬菌は1度感染してしまうと自然と死滅する事はありません。
症状が悪化する前に、早めに皮膚科を受診して治療を行いましょう。
水虫の治療は基本、抗真菌成分を配合した外用薬で行います。
治療期間は約3か月程度が多いようです。
ただ、この期間はあくまで症状があまり進んでいない場合の事です。
水虫は早めに治療を行えば、治療にかかる期間も短くなります。
しかし、完治しても油断してはいけません。
白癬菌は何度でも角質層に感染してしまうからです。
水虫の再発を防ぐには、足の裏や指の間を清潔に保つのが基本中の基本です。
白癬菌は皮膚に付着してから約24時間程度で、角質層に感染すると言われています。
ですので、1日に1回は必ず足の裏や指の間を丁寧に洗い、白癬菌の感染を予防する事が大切です。
この時はアルコールなどで消毒しなくても、普通の石鹸で洗うだけで十分効果的です。
この他に予防法としては、綿の靴下を着用する方法もおすすめです。
白癬菌は高温多湿を好みます。
綿の靴下は通気性が良いので、足の蒸れを軽減してくれます。
また、バスマットなどは定期的に洗い清潔に保つ、不特定多数の人が裸足で歩く場所は、なるべく避ける事も予防に繋がります。

水虫が完治したと自己判断しない

水虫はよく長引く症状と言われており、時には一生付き合っていかなくてはならない病気だと言われることもあります。
しかし実際にはよほど悪化していない限り長くとも数年あれば治るのが水虫なのです。
ではどうしてそれであるにも関わらず一生続くと言われるほどの印象が付いているのかと言うと、最大の理由となるのは「安易な自己判断で治療を切り上げる人が多いから」ということです。
よく市販の水虫薬を塗ってかゆみが治まったのを見て「ようやく完治した」と考えて薬を使うのを止めている人がいるのですが、実際にはこれは絶対にしてはいけないことです。
と言うのも水虫の原因である白癬菌という真菌は皮膚の表面だけでは無く、皮膚の奥底まで入りこんでしまうことがあるからです。
皮膚の奥底まで入りこんだ白癬菌に対してただの塗り薬が効果を示すのは難しく、かなり長い間塗り続けてようやく肌の奥に浸透するかどうかといった形になっています。
そのために皮膚の奥まで入り込んだ水虫を専門医が相手にする際には塗り薬だけでは無く飲み薬も使って体の奥から治していくことになるのですが、これを知らないと水虫が治ったと勘違いして治療を途中で切り上げてしまう、途中で切り上げられたために皮膚の奥底に潜んでいた白癬菌が活動できてしまって水虫が再発すると言ったループに陥ってしまうわけです。
ではどのようにすれば再発を防げるのかと言うと、ここまでで述べてきたように自己判断をせずに完治したかどうか医師にしっかり診断してもらい、医師の太鼓判があって初めて治療を終了するようにするのが一番です。
これを理解できていないと本当に一生水虫に付き合う破目になりますから、くれぐれも安易な自己判断はしないようにしましょう。

水虫に感染するのは遺伝も考えられる

水虫は時折遺伝することがあると言われるのですが、実際には親が水虫だから子どもも水虫になるというように遺伝することはありません。
これは水虫が体にカビが定着して繁殖してしまっていることによって引き起こされる症状であり、カビの原因の真菌は遺伝しない存在だからです。
しかし全く遺伝しないのかと言われるとそうではなく、「水虫になりやすい体質」ということであれば遺伝する可能性はあるのです。
まずそもそも水虫になりやすい体質とはどういったものが挙げられるのかと言うと、筆頭となるのは汗っかきな体質でしょう。
汗を出す感染の量はある程度遺伝によって決定されるものですから、例えば両親がともに汗っかきであるということであれば子どもも汗っかきになる可能性は高いです。
汗がよく出る、特に足で汗が良く出るということになると足の湿度も高い状態になってしまいがちで、湿度が高い状態は水虫の原因菌である白癬菌が特に好んで繁殖する環境となります。
この汗っかきが白癬菌の繁殖しやすい環境であるのならば、やはり遺伝は関係あると言えるのです。
また足の形状、特に親指と人差し指が密接している形も要注意です。
こうした体の形状もよく知られている通り遺伝しやすい部分ですから、足の指と指の間が密接している場合も注意が必要になります。
とはいえ、先に述べたように白癬菌自体が直接遺伝するということはありません。
従って水虫になりやすい体質だからと諦めるのではなく、そこでしっかりとした予防をできるのであれば感染はしないことになります。
白癬菌は清潔で乾燥した環境では定着・繁殖することはほとんど出来ませんから、遺伝を疑うのであればまずはしっかりと予防するようにしましょう。